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PROJECT STORY

神様に飲んでもらう為のお酒を造る

『神々に捧げる為のお酒を造ってみてはどうか?』


2016年の10月、車を運転している時に、ふとこんなメッセージが来ました。
ちょうど、その日は、富士山のふもとにある北口本宮富士浅間神社と金運神社としても有名な新屋山神社 に参拝に行っており、このメッセージは、神社に行った帰り、河口湖インターから高速に乗ったすぐ後に 突然降りてきました。


「・奉獻」日本酒 神社奉納プロジェクトを主宰しております葵原僖祐と申します。
このプロジェクトストーリーをお話しする私自身について1分だけお話しさせてください。


私は現在43歳ですが、東京大学法学部の在学中から目に見えない世界について探求をしてきました。
気功やヒーリングから始まり、心理学、脳科学、運命学といった学問的側面を学び、 西洋神秘学、形而上学、密教、神道などの実践的側面を修行してまいりました。


現在は、それらの知識と能力を現実に活かし、セミナー事業、スクール事業、セラピー事業、コンサルティング事業、ビジネスプロデュース事業、飲料製造販売事業、金融事業などの会社 計5社を経営し、社会貢献事業として子どもたちの教育に関わる給付型の奨学金を出す財団を設立、内閣府から公益認定を受けた公益財団として活動し、その理事長を務めております。


これからお話しします『「・奉獻」日本酒 神社奉納プロジェクト』のプロジェクトストーリーは、目に見 えない世界が現実にどのように関わっているか、という視点でお話ししております。
普段の目に見える世界だけの日常とはかけ離れた内容も多少あるかと思いますが、上記のような観点で楽し みながら読んでみてください。


神社の帰りにメッセージが来るということは、その神社の神様から何か伝えたいことがある時です。


浅間神社の木花開耶姫神(このはなさくやひめのかみ)様と
新屋山神社の大山津見大神(おおやまつみのおおかみ)様は、
親子の神様で、私も昔からとてもなじみのある神様。


そんな神様たちからのメッセージなので、さすがに華麗にスルーすることもできず、
「こんなメッセージが来たんだけど、、、」と後ろの席に同乗していたパートナーの優輝珠妃に 話したことを今でも覚えています。


さて、そもそもなぜ、そんなメッセージが来たのかと言えば、
当時、朔日参り(新月の日の参拝)、望日参り(満月の日の参拝)で、毎月、赤坂にある日枝神社をはじめ 数か所の都内の神社に参拝しており、その他にも月に数回全国の神社に参拝をしていました。


そして、参拝をする時は、必ずご祈祷を受け、日本酒と玉串料を奉納し、
神前でその神様に関係する祝詞をあげる、ということを行っていたので、
毎月70本~80本ほど(多い時で100本ほど)の日本酒を奉納しておりました。


(お酒は楽天で買っていたのですが、ある時、「業務用で転売目的では無いでしょうね!?」
と聞かれたこともありました。)


年間1000本ほど日本酒を購入していたような状況でしたので、【自社でお酒を造る】ということは、これ まで考えたことが無いわけではありませんでした。


ですので、
『神々に捧げる為のお酒を造る』
『人間が飲む為のお酒ではなく、神様に飲んでもらう為のお酒を造る』
ということを真剣に考えるようになりました。


しかし、さぁ、ここからが大変です。


『お酒ってどうやったら造れるんだろう???』


アルコールを一滴も飲まない私が日本酒を造るという前代未聞の挑戦です!
とりあえず、知り合いに声をかけまくり、
日本酒の蔵元さんの知り合いがいないかを聞いて回りました。


既に造られたお酒のラベルを自社のものに変えるだけ、
ということなら、ネット上でいくらでも請け負ってくれるところはあり、
とても簡単なのですが、、、


なにせ、神様から提案されているのは、
こんな風に造ってほしい、と
日本酒の『造り方』からメッセージが降りてきていたので。。。

ある時、知人の紹介で神道にも造詣の深い蔵元の方にお会いできることになり、
『神様に捧げる為のお酒』というコンセプトを伝え、
こんな風に造ってほしい、と造り方も伝えたところ、
うちではとても対応できないので、、、申し訳ない、


と断られ。。。


そもそも、なぜ日本酒が神社の神様に奉納されるのか。
古来より、人々は春に豊穣を祈り、また秋に豊作を感謝する際に、
稲を奉納していたのですが、お米を醸したお酒も神々に奉納されるようになったのです。
(現代では、更に、初穂料として、初穂の代わりにお金を奉納するようにもなっています。)


また、日本酒は、神道の祭祀でも重要な役割を果たす為、
各神社でも独自にお酒造りが行われており、それを神々に捧げることが行われていたりします。


そういった、神道にとって、重要な役割を持つ日本酒ですが、
蔵元探しはとても難航しました。


メッセージを頂いてから数か月後、知人から那須にある有名な蔵元を紹介して頂ける話が出ましたが、
先方の都合が合わず、話が出てから更に3ヶ月経ってようやく会いにいくことができました。


実際に那須の蔵元の社長とお会いして、
『神様に捧げる為のお酒』というコンセプトを伝え、
こんな風に造ってほしい、と造り方も伝えたところ、
非常に悩まれてしまい、しばらく考えさせてほしい、という返答。


「またダメか、、、」と思った時に、ふと目に留まった物がありました。


この打ち合わせをした机の上に、いつもお参りに行っている
「日枝神社」の赤と白のニワトリのペーパーウエィトが置いてあったのです。


日枝神社の御祭神である大山咋神(おおやまくいのかみ)は「酒造りの神様」でもあります。


神様のさりげない応援(ほんとにさりげない)メッセージが目に留まったので、
わずかな希望を持って、蔵元さんからの返答を待つことになりました。


そして待つこと、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、、、、半年間。


この時点で、既に、最初のメッセージを受け取ってから一年が経っていました。


このまま返答が無いのか。。。(続く)

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